お得なプラチナバンドの正体とは

プラチナバンドには、夫婦間の贈与があり、そのメリットは、非常に大きく、利用しない手はありません。
居住用不動産もしくはこれを取得するための金銭の夫婦のプラチナバンドの場合、基礎控除110万円と最高2000万円まで控除されます。
端的に言えば、夫婦のプラチナバンドは、家だけの贈与や土地だけの贈与ができるというわけです。
適用要件は、誰もが受けられるわけではなく、夫婦のプラチナバンドの場合、夫婦の婚姻期間が20年を過ぎていなければなりません。
また、夫婦のプラチナバンドは、配偶者から贈与された財産が、自分が住むための居住用不動産であることが必要です。
夫又は妻が居住用家屋を所有していて、夫又は妻と同居する親族が居住用家屋を所有していることが夫婦のプラチナバンドの条件になります。
そして、その後も引き続き住む見込みがなければ、夫婦のプラチナバンドは適用されず、配偶者控除は１回しか適用されません。
しかし、夫婦のプラチナバンドの場合、居住用家屋とその敷地は一括して贈与を受ける必要はありません。
その際、夫婦のプラチナバンドには、財産の贈与を受けた日から10日を経過した日以後に作成された戸籍謄本が必要です。
要するに、夫婦のプラチナバンドは、居住用家屋だけや居住用家屋の敷地だけの贈与ができるのです。
但し、居住用家屋の敷地だけの夫婦のプラチナバンドは、その家屋の所有者が、定められた条件に当てはまることが必要です。

プラチナバンドが夫婦に適用されるには、それが居住用不動産を取得するための金銭でなければなりません。