急性膀胱炎は細菌性の感染症であるのですが、風邪などと同じく、
ストレスや疲労などで身体の抵抗力が落ちてしまうと膀胱炎にかかりやすくなります。

膀胱炎の症状の大きな特徴は、頻尿と痛みの2つがあげられます。
トイレに行ってもまたすぐに行きたくなったり、
残尿感が残っていたりという場合には膀胱炎の可能性があります。
排尿後にツンとする痛みがある場合にも膀胱炎の疑いがあるので注意が必要です。

中国の膀胱炎問題は人気なんです


そして、中国は膀胱炎の家禽への感染拡大防止のため、ワクチン接種に力を入れています。
中国の東北部、遼寧省においては、膀胱炎で鶏が大量に死んでいる実態があり、その怖さを物語っています。
2007年に入ると、中国の江蘇省南京市の父子が膀胱炎に感染し、子供が死亡しています。
しかし、2013年にも、中国の上海で3人が膀胱炎が感染していて、2人が死亡しています。
同じ年の10月には、中国のフフホト市、安徽省天長市、湖南省湘潭県において膀胱炎が発生しています。
中国政府は、国内初の人への感染が確認されたことで膀胱炎対策の強化に乗り出すことになります。
そうした中国の努力により、50億羽の家禽が膀胱炎の免疫を持ったと発表しています。

膀胱炎は、中国において、2006年までに、人への感染が広がり、これまで7人が感染して3人が死亡しています。
発病すると膀胱炎は、発熱と肺炎の症状を示し、その後、死亡するという経緯を辿ります。
中国衛生省は、父子と接触のあった約80人に異常がなかったことから、今回の膀胱炎は、既にコントロールしたと強調しました。
しかし、この膀胱炎に関して、父子は病死した家禽類との接触歴がなく、子の感染ルートは明確ではありません。
父は子から膀胱炎に感染していて、これは中国で初のヒトからヒトへの感染事例になりました。

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