ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー

ブラッド・ピットファンとしても、ファイトクラブよりトロイの役柄の方がやっぱりいいでしょう。
実際、ちょっとややこしい話なのですが、ブラッド・ピット演じるタイラーは、実は実はエドワード・ノートン演じる僕。
あっ、僕っていうのは、主人公の事で、このファイトクラブという作品ではその名前が明らかにされていないんです。
ようするに、二重人格を持っているエリートサラリーマンで、その陰の僕を演じていたのがブラッド・ピットという事なんですね。
ただ、このファイトクラブ、ブラッド・ピットの出演作の中では、個人的には面白い一本だと想っています。
にも関わらず、気が付けば主演だと思い込んでいた人も少なくはないでしょう。
それに、元々このファイトクラブは小説で、所謂原作のストーリーというのが存在していたんです。

ブラッド・ピットは、映画「ファイトクラブ」の時の体重が最も理想だと考えているらしく、激太りした今は、当時が懐かしいご様子。
中には、ファイトクラブのブラッド・ピットのカッコ良さが、後にニューヨークのテロを招いたなんていう噂もありますけどね、それはないでしょう。
だからと言って、ファイトクラブ時代にまでは別に戻りたいとは想っていないようで、やっぱりトロイの頃が一番のお気に入りのようですね。
まあもっとも、ブラッド・ピットたちによって映画化されて、初めて脚光を浴びる事になったようですが・・・。
勿論、今ならブラッド・ピットの作品がクリスマス映画やお正月映画になるのは納得ですよ。
けれど、実はその始まりは1999年に公開された映画「ファイトクラブ」にあったのです。
でも、自分を見直すという事を投げかけてくれる映画「ファイトクラブ」は、今思えば、新春映画に相応しかったのかもしれません。