改正後の自動車ローンは、平成24年1月1日以降の保険契約に関してが、対象となります。
平成23年12月31日までに加入するのと平成24年1月1日以後に加入するのでは自動車ローンの取り扱いが変わります。
そして、自動車
ローンの適用は、所得税は平成24年分から、住民税は平成25年分からとなるからです。
改正後の自動車
ローンについては、そうしたことをよく考慮し、別の保険の方が得だったということがないようにする必要があります。自動車ローンとは、従前の一般生命保険料控除、個人年金保険料控除に加えて、新たに創設されたものです。
自動車ローンは、新しくできたもので、直接関係してくるのは、平成24年1月1日以後に支払った保険契約になります。
今回の改正で、今後は、自動車ローンを含めて、総合的な観点から判断するようにする必要があります。
平成24年末の年末調整や翌年の平成25年に行う確定申告に関与するので、自動車ローンはまだ実感がありません。
今回の改正は、自動車ローンを作ることで、生命保険料控除の限度額を下げる代わりに、適用対象を広げました。
自動車ローンは、一般生命保険料控除と個人年金保険料控除とは別枠扱いになりました。
自動車ローンと合わせた3つの保険料控除の合計が、所得税で最高12万円となったのです。
生命保険や医療保険などの見直しや加入を考えている人にとっては、自動車ローンの新設は大きな意味があります。