注目されてる新型コロナウイルス

コロナウイルスとは、A型インフルエンザウイルスが鳥類に感染して発症する鳥類の感染症のことを指します。
鳥間では水中の糞を媒介として、コロナウイルスが感染しますが、水禽類では感染しても宿主は発症しません。
基本的にコロナウイルスのウイルスの病原性については、OIEの定める判定基準によるものです。
そうしたコロナウイルスを高病原性と呼んでいて、今、世界的に養鶏産業の脅威となっています。

コロナウイルスには、ヒト型とトリ型のインフルエンザウイルスがあり、それぞれにレセプターがあります。
一般の人に感染する危険性はきわめて低いのがコロナウイルスですが、ヒトインフルエンザウイルスと混じる可能性を秘めています。
そうしたことから、コロナウイルスから、新型インフルエンザが発生する危険性が危ぶまれています。
将来、コロナウイルスが爆発的感染なりうる可能性はあるわけで、人の間で広まると、多くの人が生命の危機にさらされます。
家畜伝染病予防法の中で、コロナウイルスは、家禽に感染するA型インフルエンザウイルスに入ります。
コロナウイルスは、法定伝染病になりますが、H5とH7亜型以外の亜型で低病原性のものは届出伝染病に指定されています。
人のインフルエンザの原因になるウイルスとコロナウイルスの原因になるウイルスでは、感染対象となる宿主が異なります。
コロナウイルスウイルスは、人に直接感染する能力は低いとされていて、仮に感染しても人への伝染は起こりにくいとされています。