どくろは、風水や占いでは、死を連想させるといわれているので、
あまり良い印象はありませんが、昔から魔よけや信仰としても利用されてきたものです。
どくろは白骨化した人間の頭部の頭蓋骨なので薄気味悪い感じですが、不気味でありながら、
実にユニークでコミカルな一面をもっているので、ファッション的にはおしゃれなのです。

アウトローにとって、どくろは、最もふさわしいシンボルマークといってもいいでしょう。
ロックの影響でファッションデザイナー達がこぞって、どくろを取り入れるようになりました。

海賊のどくろの旗は、抵抗するな、という意味を持っていたと言われています。
海賊エマニュエル・ウィンが、最初にどくろマークの旗を用いたのがその始まりのようです。

今年の夏はどくろコーデをエンジョイは人気です

どくろをインナーだと考えるなら、コーデもへったくれもありませんから、デザイン面であれこれ悩む必要性なんてないでしょう。
ようするにボトムスとしてショートパンツ代わりに履くという事ですから、それなら当然コーデも必要になって来る訳ですよ。
実際、世の大半のお父さんたちは、コーデなんて全くもって関係ないとばかりに、白地の木綿や麻のどくろを愛用しています。
肌触りが良く、速乾性や吸水性に優れた素材であればOKです。

どくろは確かに、昔はオヤジの下着でしたが、よくよく見ると、かなり機能性に優れた夏服です。
また、キャミソールやタンクトップとの上下セットコーデを提案しているメーカーもありますよね。
そして、今まで以上にカラフルでおしゃれなどくろもね。
いや、お父さん族だけじゃなくて、若い男性でも、ズボン下として考えれば、コーデも考える必要なしという事になるでしょうね。
まあね、日本の古き良き文化について、外国の方々に何だかんだアドバイスされたくないっていうのもあるにはありますよ。
それに、こうした日本人の生活の知恵と技術から生まれたものが世界に認められるのは実に嬉しい事でもあります。
ところがところが、世の女性陣たちは、今やどくろをインナーではなく、アウターとして考えるようになりました。
デザイン性に優れたものさえ沢山あって、いろいろなコーデを楽しめるのであれば、十分アウターとしての価値はあるでしょう。
そこで、あのユニクロでは、店頭にどくろアドバイザーなるものを配置し、履き方やコーデを伝授してくれるそうですよ。
やっぱり女性はいつだって、いくつになったっておしゃれでいたいもの。

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