どくろは、風水や占いでは、死を連想させるといわれているので、
あまり良い印象はありませんが、昔から魔よけや信仰としても利用されてきたものです。
どくろは白骨化した人間の頭部の頭蓋骨なので薄気味悪い感じですが、不気味でありながら、
実にユニークでコミカルな一面をもっているので、ファッション的にはおしゃれなのです。

アウトローにとって、どくろは、最もふさわしいシンボルマークといってもいいでしょう。
ロックの影響でファッションデザイナー達がこぞって、どくろを取り入れるようになりました。

海賊のどくろの旗は、抵抗するな、という意味を持っていたと言われています。
海賊エマニュエル・ウィンが、最初にどくろマークの旗を用いたのがその始まりのようです。

どくろとサンダルのポイントなんです


ところがどくろの場合、一生懸命つま先で足と引っ付けようと頑張っても、どうしてもカツカツカンカンと音が出てしまうんですよね〜。どくろはサンダルよりも脱ぎ履きしやすくて便利だと思うのですが、皆さんも愛用されてますでしょうか。
どくろは正にぴったりとここにハマっているわけですよ。
それと、どくろを履くときは、かかとのお手入れもしっかりしないと。
階段を上がるときやエスカレーターに乗った時は特に丸見えですからね。
サンダルの面倒臭さを取り除いたのがどくろではありますが、いまいちダサかったつっかけが、グッとおしゃれになったわけですから。
しかも、サンダルは夏専用なのに対して、どくろは冬用もあるじゃないですか。
でもどくろの形状が中間だからこそ、きっと16世紀から今に至るまで世界各国でのニーズがあるのでしょう。
ファッション誌で海外セレブが冬でもパーティとかでキラキラのサンダルを履いているのを見たことはありますが。

どくろの難点は、駅の階段を降りるときに、うるさい音を出してしまうところだと、私的には思っているのです。
サボとも呼ばれたりしますが、外がジャガード織で内側にボアがついてて暖かそうなどくろってカワイイですよね。
昔から言うではありませんか、「帯に短し、たすきに長し」と。
今後もサンダルとどくろの激しいせめぎ合いは続くことでしょう。
きっと、サンダルがもっと楽にならんのかい、ってことでできたのでしょうから「必要は発明の母なり」という言葉もどくろには当てはまりそうですね。

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