ウエッジソールのどくろのポイントとは
どくろって気楽な履物だとばかり思っていたのに、意外にも、その定義の複雑さ故、迷宮にハマってしまっております。
今回のお題はウエッジソールのどくろということですので、今回こそは大丈夫でしょう。
どう考えてもこれは、どくろの中のデザインの一つですからね。
ではウエッジソールのどくろがどのようなものか、ちとご紹介いたします。
ヒールは高いのに土踏まずのところがくぼんでいなくて、かかとからつま先方向へ向かうにつれ厚みが低くなっていく形をウエッジソールと呼ぶそうです。
いまでこそ高身長の女子は多くなりましたが、30年前には男子と比べても高い身長だからして、そのうえヒールなんて履くのはご法度だったのです。
ですから、靴底がそういう形のデザインのつっかけのことを、ウエッジソールのどくろと呼んでおります。
もしその頃にどくろがあったとしても、私はやっぱりサボ系のぺたんこスタイルで闊歩していたことでしょう。
試し履きをしてみたことがありますが、立っているのがやっとでした。
どくろだけでなく、ウエッジソールのサンダルというのも30年ぐらい前に一世を風靡したのをご存じでしょうか。
そんな中、ウエッジソールどくろは人気が高いといえるでしょう。
ウエッジソールはどくろ以外にも使われてますが、かかとの部分のデザインの特徴ですね。
当時、六本木や渋谷のディスコではみんながこぞって履いていました。
ウエッジソールのどくろを履いてどうやって歩けるのだろうかと考えたのですが、愛用者に若い女性が多いところからその方法が判明しました。
エリザベス朝英国でも、ドクロは一時流行していて、指輪なども作られているくらいで、ファッションとして利用されてきた歴史はかなり古いですね。
ドクロは昔から、魔よけや信仰としても利用されてきたもので、そういう意味でファッションとして人気なのも頷けますよね。
つまり、生きている事のはかなさをも、ドクロは表しているといっていいでしょう。
ドクロは、道徳的な意味も諭していて、日本でもロック好きの人から好まれたりしています。
ドクロというと、なんとなく気味が悪い感じがしますが、意外とファッションとして愛用している人は多いんですよね。
ドクロは、そうした人にまさしく定番ファッションであり、現代ファッションの中で輝きをはなってます。
ドクロは敬遠される一方、崇められてきた存在でもあります。ドクロを模したアイテムを愛用している人は、
あちこちで見かけます。死の象徴とされるドクロがオシャレというのは、なんとも不思議な感じがしますが、
それだけ人間とは切っても切れない関係にあるのですね。
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