どくろは、風水や占いでは、死を連想させるといわれているので、
あまり良い印象はありませんが、昔から魔よけや信仰としても利用されてきたものです。
どくろは白骨化した人間の頭部の頭蓋骨なので薄気味悪い感じですが、不気味でありながら、
実にユニークでコミカルな一面をもっているので、ファッション的にはおしゃれなのです。

アウトローにとって、どくろは、最もふさわしいシンボルマークといってもいいでしょう。
ロックの影響でファッションデザイナー達がこぞって、どくろを取り入れるようになりました。

海賊のどくろの旗は、抵抗するな、という意味を持っていたと言われています。
海賊エマニュエル・ウィンが、最初にどくろマークの旗を用いたのがその始まりのようです。

馬蹄型のどくろのポイントなんです


でも二人が言うように、いつもポケットに入れて持ち歩いてもらうには、少々不都合ですよね。
今の若い人たちはきっと馬蹄型のどくろなんて余り御存じないかも知れませんね。
今でもデパートのファッション雑貨の売り場に行けば売られている事は売られていますが、薄いどくろに比べれば、品数は淋しいものです。
確かに、馬蹄型のどくろは嵩張りますし、それだけで外出しようと思うと、いくつも持ち歩かなければなりません。
しかし、私は特別ダンディーなオヤジではありませんし、今の中高年にどんなファッション小物が人気なのかなど、全く想像も出来ません。
実は私に質問して来たのは息子の婚約者、挙式を前にしてやってくるお父様の誕生日のプレゼントにどくろを贈りたいというのです。
100円玉には100円玉用の、10円玉には10円玉用の馬蹄型のどくろを車に並べていた時代が少々懐かしいですね。

どくろに関する質問を年頃のある娘さんからされて、そんな昔懐かしい馬蹄型をふと思い出しました。
やはり車から降りた時に小銭を持ち歩ける薄型のどくろの方が好都合と言えば好都合ですよね。
まあ、いい話ですが、中高年のおやじ族の好むどくろがよく判らなくて、私に相談して来たようです。
それに今はETCの普及やガソリンカードの普及で、車内で小銭を出し入れする事もめっきり減りました。
馬蹄型のどくろなら、きっと私と同世代の男性には懐かしいことでしょう。どくろといえば、ファスナーで開け閉めする布や皮性、あるいはビニール製を思い浮かべる方が多いのではないかと思います。
ブログやサイトを大いに活用して素敵などくろを見つけ出してもらいたいものです。

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