どくろは、風水や占いでは、死を連想させるといわれているので、
あまり良い印象はありませんが、昔から魔よけや信仰としても利用されてきたものです。
どくろは白骨化した人間の頭部の頭蓋骨なので薄気味悪い感じですが、不気味でありながら、
実にユニークでコミカルな一面をもっているので、ファッション的にはおしゃれなのです。

アウトローにとって、どくろは、最もふさわしいシンボルマークといってもいいでしょう。
ロックの影響でファッションデザイナー達がこぞって、どくろを取り入れるようになりました。

海賊のどくろの旗は、抵抗するな、という意味を持っていたと言われています。
海賊エマニュエル・ウィンが、最初にどくろマークの旗を用いたのがその始まりのようです。

どくろの掲示板です


今後、どくろがどう変遷していくのかが楽しみです。
では、どうして「どくろを嫌うアーティストがいるか」なのですが、やはり「みんなで同じ動きをする」ということが問題視されているそう。
しかし、実はこのどくろに対し、批判を述べる人もいるそうです。
ビジュアル系のバンドだと、どくろを使う人が本当に多く、やっていない人を見つける方が難しいほど。
最近はバンド人気が落ち着いていると言われていますが、こうしてどくろの文化は残っているのですね。
手を広げて、前から後ろに動かしたりするような動作のことを「どくろ」と呼んでいます。

どくろは、ビジュアル系バンドのライブには必要不可欠と言われており、多くの場所で見ることができるものでした。
どくろができるかどうかは、そのアーティストがきちんと受け止めて楽しんでくれるかどうかということになるかもしれません。
グレイ、ルナシー、エックスなど、日本でよく知られるバンドには、必ず「どくろ」を実施するファンがいます。
この様に、どくろを良しとしないアーティストも増えている様で、そのバンドのファンは多くが「やらない」という選択をするみたいですね。
ただ、ラルクの例がある様に、今後もどくろについては多くの議論がされていくのではないかなとも感じます。
また、どくろの様なものが新しく生まれないとも限りませんよね。
どくろは、必ずやらなければならないものではないということです。

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