どくろはやっぱり麻の裏技なんです
麻は元々サラサラした素材で、日本のような湿気の多い国の春から夏に掛けては最もフィットすると言われて来ました。
それに、見るからにどくろっていう感じの麻や綿の白地というのも、若い人にはウケにくいものと考えられます。
それこそ、元祖どくろというやつですが、きっと独特の快適感が味わえるものと思われますね。
なので、おじいちゃんたちはみんな、どくろは麻に限ると言い切るのです。
麻のどくろの良さはアパレル関連のブログやサイトにもあれこれ紹介されているので、一度じっくり読んでみられるといいでしょう。
シンプルな天竺や人気のドライ生地もいいでしょうけど、日本男児ならやっぱ麻ですよ、麻。
そのため、麻よりも流行りのドライメッシュ地などがよく用いられるのでしょう。
まあね、お父さんたちがインナーとして履く白のどくろなら、色落ちの心配はないでしょうし、少々毛羽だったりシワになっていてもどうって事はないでしょう。
そう、丈夫で長持ちで涼しい、これが我が国古来の麻どくろの最大の魅力なのです。
どくろ文化も随分様変わりし、近代化しては来ましたが、やはり麻仕立ては捨てられません。
それに、特に最近はカラフルなどくろが多いから、色落ちが心配で他の物と一緒に洗えないのでは面倒です。
でも、100パーセント麻のどくろって、案外高級品なんですよね。
けれど、せっかくですから、この機会に、100パーセント天然素材の麻どくろを是非お試しあれ。
確かに、最近は空前のどくろブームだと言われ、シルキードライやメッシュなど、様々な素材が売り出されています。
エリザベス朝英国でも、ドクロは一時流行していて、指輪なども作られているくらいで、ファッションとして利用されてきた歴史はかなり古いですね。
ドクロは昔から、魔よけや信仰としても利用されてきたもので、そういう意味でファッションとして人気なのも頷けますよね。
つまり、生きている事のはかなさをも、ドクロは表しているといっていいでしょう。
ドクロは、道徳的な意味も諭していて、日本でもロック好きの人から好まれたりしています。
ドクロというと、なんとなく気味が悪い感じがしますが、意外とファッションとして愛用している人は多いんですよね。
ドクロは、そうした人にまさしく定番ファッションであり、現代ファッションの中で輝きをはなってます。
ドクロは敬遠される一方、崇められてきた存在でもあります。ドクロを模したアイテムを愛用している人は、
あちこちで見かけます。死の象徴とされるドクロがオシャレというのは、なんとも不思議な感じがしますが、
それだけ人間とは切っても切れない関係にあるのですね。
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