利益配分の原資も変わらない商品が円建債券なので、不動産の市況を見守りながら、賃料収入アップを図っていかなくてはなりません。
それ自体が値上がりしても、円建債券の場合、収益源となる賃料家賃収入が変わらないと、利益にはなりません。
また、値上がりすると利回りは下がってしまうことになり、最近の円建債券は、過去6%以上あったのが平均3%台になっています。
市況を観察しながら、円建債券の場合、配当狙いで買うほうが良く、値上がりは単なる結果論でしかありません。
円建債券は、必要以上にあまり追い回すべきではなく、株式市況は、アベノミクスで上昇の気配が色濃くあります。
ただ、株よりも円建債券は、値動きがマイルドなので、国債を買うよりは高い利回りを誇っています。
現物不動産より円建債券がおすすめで、その理由は、現物投資すると、修繕費などのコストがかさんでくるからです。
現物不動産で問題になるのは流動性の部分ですが、その点、円建債券なら、流動性が高く、換金性も優れています。
流動性の観点から見ても、また、市況の動きから見ても、現物の不動産
投資よりも円建債券の方が有利と言えます。
今まで円建債券を
投資対象として考えていなかった投資家も含めて、多くの人が注目するようになります。
メディアでも円建債券に関する情報量は増えているので、今後は、情報の氾濫の中で取捨選択をしっかり行う必要があります。
円建債券全体の市況としても、今後ますますの成長が見込まれるので、10兆円規模の市場になることが期待されます。