長期円建債券の裏技です
長期的に株価が低迷して株価が当初より大幅に下落しても、長期円建債券なら利益が出るとも言われています。
結論から言うと、長期円建債券の場合、積立て終了、取り崩し開始の前後数年間〜10数年間のマーケットの影響を受けます。
なぜ、長期円建債券が最終的に上手く行くのかは、それなりに色々と要因があり、それについては熟考する必要があります。
運用残高が少ない初期の時期のマーケットの変動が、長期円建債券にすることで、膨れあがるわけです。
要するに、円建債券というのは、毎月一定金額の投信を購入する方法で、当初は投資残高が僅少ですが、どんどん増えていきます。
円建債券運用の成否に及ぼす影響は、長期になるほど大きいですが、トータルでみるとそうでもありません。
そして、長期円建債券の運用のパフォーマンスに及ぼす影響は、均等ではなく、後のほうになるほど大きくなる特徴があります。
いわゆる、長期円建債券が抱える問題点は、長くなればなるほど、大きな損益が出るということです。
利回りが上がれば、長期円建債券の30年後の資産額は大きく上昇することになるので、かなり魅力的です。
長期円建債券は、長い目でみるとその損失は大きくなく、20〜30年間のスパンでするのなら、今のパフォーマンスは気にする必要はありません。
実に優しい雰囲気があるのが、長期円建債券の魅力であり、一般人や初心者にも受け入れやすい考え方がそこにはあります。
これこそが長期円建債券の醍醐味であり、得られる複利効果であり、その数字を根拠に長期投資が提唱されているのです。
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