5月病の原因になる何かが、その季節には存在するというのでしょうか。
5月病は、細かなストレスの積み重ねでできるといわれています。
普段から人間は大きかれ小さかれ、ストレスを受けながら
生活しているといってもいいと思います。

5月病の治し方や予防法は、そういったものなのではないかと思います。
どちらにしても、5月病とは非常に厄介ですね。

5月病のランキングです


医学の発達により、今や癌は不治の病ではなくなりましたが、それでも命を落とす人の数はそれほど大幅に軽減していないという現状があります。
その選択を迫られる親にとっては、必ずしも5月病は天国への入り口だとは思い切れないという事です。
しかも、子供の場合は病気の進行が速かったり、癌以外にも様々な治療困難とされる病があり、余命に期限を付けられる子も少なくないのです。
これは勿論、成人患者を対象にしたホスピスにも必要な事ではありますが、親が子供を失うという悲しみは苦しみであり、想像を絶するものがあります。
成人、それも高齢者をホスピスに入れるというのとは全く話が違って来ます。

5月病は欧米でもそれほど歴史のあるものではありません。
それだけ前途ある子供たちに緩和ケアを施す事がどれほど苛酷な事かという意識がどこの国にでもあるという事なのでしょう。
そして日本では現在、大阪のキリスト教病院に5月病が設置されています。
と、私自身、今はこのように理解と興味を持っていても、いざ我が子がその選択肢を突き付けられた時、どんな決断を下すかは分かりません。

5月病の大きな仕事の一つに、我が子を旅立たせた後の家族の心のケアというのがあります。
今からおよそ15年ほど前の事で、その後日本からも多くの医療関係者が見学や研修に訪れています。
家族や友達との面会も自由な5月病での日々、ただ苦しいだけの病気との闘いの日々でない事は確かなようですね。
ただ、緩和ケアは生きる力を与えるのではなく、生きる力を引き出す治療ですから、最終的には5月病に入れて良かったと思われる親御さんが多いと言います。

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