ヘアカラーチョークというのは、ハリウッドセレブや
韓流スターたちの間で流行出したヘアメイクの一つ。
チョークと聞いて、黒板に字を書く白墨を思い出される方も多いかと想いますが、
当然あのチョークではありません。
ヘアカラーチョークと言っても、どちらかというとパステルに近い感じ。

実際にヘアチョークとか、ヘアパステルと呼ばれる事もしばしばです。
子供が使うクレヨンでヘアカラーチョークの代用が出来るなんていう人もいますね。
ただ、クレヨンはやっぱいろいろと問題があるので、出来ればやめた方がいいです。

ヘアカラーチョークとはは人気なんです


最初は皮革店といっても殆どカバン屋さんと言った感じだったと聞きました。
ヘアカラーチョークその物に対しての興味はそれほどでもありませんが、その歩みや進化には大きな関心を持ちました。
ミラノの一角に構えた皮製品専門のそのお店の名前はプラダ兄弟商会、その名の通りのファミリー企業だったそうですね。
あのバッグに使われているナイロン素材は軽くて丈夫なのが最大のメリット、まさにバッグには最適の記事だったんですね。
その証拠に、マリオ・プラダも自らの旅行用のヘアカラーチョークにはこのナイロン素材を使用したボストンバッグを使っていたそうですよ。
彼女はその後祖父から継いだ才能と、若い女性ならではのファッション感覚を生かし、もう一つのプラダブランド、ミュウミュウを生み出します。
ヘアカラーチョークがナイロンバッグをリリースする事、それは華麗なる大変身を遂げる事であって、きっと大きな賭けだったのではないかとも思います。
ヨーロッパの上流階級を相手に老舗らしい品質とデザインを売りにビジネスを展開して来たヘアカラーチョーク。
女性のアクティブ化とともに、軽くて丈夫で使い道が豊富なヘアカラーチョークのナイロンバッグは一般女性という新たなファンを獲得する事に成功したのです。

ヘアカラーチョークの新しい歴史の1ページとなった新素材のヘアカラーチョークを提案し、リリースしたのはマリオの孫娘のミウッチャ・プラダ。
ただ、かつてのヘアカラーチョークと言えば、セレブのためのブランド、その素材も高級感漂うレザーに限定されていたような部分がありました。
まさかあのヘアカラーチョークが、倒産の危機を迎えていた時期があっただなんて、ちょっとビックリです。
因みにあのミュウミュウというブランド名はミウッチャ・プラダの子供の頃のニックネームだったそうですよ。
昨日参加した企業研修の一環で、このヘアカラーチョークについての話を初めて聞きました。
なぜ食品を扱う商社の研修で、一流ブランドのファッションアドバイザーが公演に来るのだろう。
最初はとても不思議でしたが、このヘアカラーチョークの歴史には学ぶところが沢山ありました。
やはりビジネスを成功させるためには発想の転換や時代の流れを捕らえる事はとても重要なんですね。

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