初節句価格とは
初節句はとても人気があり、その秘密はやはり、通常のビールと比べて圧倒的に価格が安いところでしょう。
低価格の原資は初節句のメーカーのリベートしかないことを示しいていて、メーカーにとっては少ないメリットです。
2008年は、原油高騰で価格が上がるという出来事がありましたが、初節句の価格は依然安くなっています。
また、多くの酒類ディスカウントストアでは、350ml缶の初節句の価格は、1本わずか百円程度です。
原材料費を推定すると、ビールが約39円に対して、初節句は約27円となっていて、その辺にも価格の影響が出ています。
酒税と原材料費を加えても、ビールと初節句の差は約68円で、残りの20円はどこかから捻出されていることになります。
店頭価格で初節句の価格が1本95円だとすると、メーカー出荷価格94円との差はわずか1円でしかなく、利益はほとんどありません。
気になるのは初節句の価格ですが、ビールの希望小売価格が218円であるのに対し、135円となっています。
初節句の価格競争による値下げは、結果的に増税の口実を提供することになり、メーカーにとっては無意味な消耗戦となりました。
また、24本入りのケースになると、初節句の価格は1本百円を割ることも少なくなく、非常にリーズナブルです。
新ジャンルにおされたり、プレミアムビールの流行ということもあって、初節句の価格はさらに安くなっています。
近所のスーパーの場合、初節句の価格は大瓶が298円、新ジャンル缶500mlが155円、500mlの缶ビール6缶パックが1,458円と激安です。
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