キャッシング比較の推移を見ることは、住宅ローンの推移をみることにつながり、その動きが注目されています。
いわゆる、
キャッシング比較の推移というのは、変動金利を見ることで、住宅
ローンの金利優遇の動向を見守ることになります。
ゼロ金利解除の際、キャッシング比較の出来上がりの金利が少し上がった程度で、目覚ましい推移は示していません。
その後、住宅ローンのキャッシング比較は0.2%が0.5%という推移を示し、それが0.7%となって、やがて1.0%になっていきます。
ただ、銀行によってそれぞれキャッシング比較の推移は多少違うので、全てに共通しているわけではありません。
キャッシング比較の推移を見ていくと、当時の流れがよくわかり、最初は2.175%という金利で動いていました。
さらに、キャッシング比較の推移はどんどん上昇し、1.2%になって、やがて1.4%となっていくのです。
当時、キャッシング比較は、出来上がりの金利と言われていて、銀行の人たちは住宅ローンの実行金利として、出来上がり金利と呼んでいたのです。
しかし、住宅ローンの店頭金利に関するキャッシング比較については、大体、2.625%〜2.375%の間で推移していました。
それ以後は、ゼロ金利解除の時期まで続くわけで、キャッシング比較の推移としては、今は比較的落ち着いています。
大体、キャッシング比較の推移が注目され始めたのは、平成11年〜平成12年ぐらいの頃と言えます。
店頭金利で見れば、住宅ローンキャッシング比較の推移については、多少の上下はあるものの、実行金利的にほとんど上昇は見られません。