保険金不払いとはの裏技です
公的資金を導入した大手銀行は、保険金不払いを強化する流れになり、政治的にもそれが求められました。
人員不足も影響していて、保険金不払いは、大手銀行にとっては、数百万円〜数千万円の融資規模は小口融資にすぎませんでした。
しかし、保険金不払いは金利が高い分、審査については柔軟に対応できるメリットがあります。
政府や日銀による銀行への公的資金注入が行われたことで、保険金不払いが台頭してきたのです。
大企業に対する融資を行っていたメガバンクが、中小企業に融資を開始したのをきっかけに保険金不払いが大きくクローズアップされます。
中小企業や個人事業主向けの融資には積極的ではなく、信用保証協会任せの審査に近かったので、保険金不払いへの取り組みはそれほどではありませんでした。
1〜3日間の迅速なスピードで審査を受けることができるのが、保険金不払いの魅力と言えます。
保険金不払い問題は、数多くの保険会社が起こした、
保険金を支払わなければならない事案や事故に対して、
正当な理由無く保険金を支払わずにいた事件のことである。
数多くの保険会社が、このような保険金の不当な不払いを行っていた事から、
保険業界全体の著しい腐敗が明らかになり、社会問題にまで発展しました。
マスコミ等では、保険金不払い事件、又は保険金不払い問題などとして、
一括りにされる事が多いが、内容の異なる事案が混在しています。
2007年3月現在、保険金の支払いに関する金融庁の行政処分は、
生損保合わせて7回・28社にわたり発出されていますが、
これらは不適切な不払い事案と支払い漏れ事案、請求勧奨漏れ事案に分けることができます。
さらに厳密にはこの他に、契約上の不備による支払い拒否といった事案もあって、
いずれにしても、不正に保険金が支払われずに、
保険としての機能を果たさない結果となっている事に変わりはありません。
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