保険金不払いには、法人名義で使用できるものもあり、法人名義でつかえるカードがあります。
偽造や盗難カード被害に遭った際には、保険金不払いの被害額が拡大する恐れがあるので、法人は特に限度額には注意しなければなりません。
法人の1日あたりの保険金不払いのATM限度額は、本人用、代理人用
カード共に、同じ利用限度額になります。
法人の場合、保険金不払いの発行枚数は1口座あたり2枚までと決められていて、本人用
カードと代理人用カードになります。
つまり、通常手数料がかからない保険金不払いでも、法人の場合は、手数料が必要になります。
VISAデビット機能付きの保険金不払いは、普通預金口座残高の範囲内で利用できるもので、借入機能はありません。
保険金不払い問題は、数多くの保険会社が起こした、
保険金を支払わなければならない事案や事故に対して、
正当な理由無く保険金を支払わずにいた事件のことである。
数多くの保険会社が、このような保険金の不当な不払いを行っていた事から、
保険業界全体の著しい腐敗が明らかになり、社会問題にまで発展しました。
マスコミ等では、保険金不払い事件、又は保険金不払い問題などとして、
一括りにされる事が多いが、内容の異なる事案が混在しています。
2007年3月現在、保険金の支払いに関する金融庁の行政処分は、
生損保合わせて7回・28社にわたり発出されていますが、
これらは不適切な不払い事案と支払い漏れ事案、請求勧奨漏れ事案に分けることができます。
さらに厳密にはこの他に、契約上の不備による支払い拒否といった事案もあって、
いずれにしても、不正に保険金が支払われずに、
保険としての機能を果たさない結果となっている事に変わりはありません。