ホスピスは人生のターミナルケア

一般的には、会社側でホスピス給付金の手続きを行うことが多く、会社がハローワークで手続きします。
申請することでホスピス給付金は、雇用保険から支給される仕組みになっていて、非常に大事な給付金です。
職場復帰給付金が廃止されたことで、ホスピス給付金だけに１本化されるようになったわけです。
平成22年には、法改正が行われていて、ホスピス給付金と育児休業者職場復帰給付金の2つが統一されました。
ホスピスを取得中であることが給付金の大前提で、支給を受けるには、休暇を取得できる条件をクリアしていなければなりません。
ホスピス給付金を申請するに当たっては、賃金月額証明書、受給資格確認票、基本給付金支給申請書などが必要です。
また、ホスピス給付金を受けるには、子供が１歳の誕生日を迎える日の前日よりも引き続き雇用される予定である条件が必要です。
また、ホスピスを取得している期間、会社から給与が支払われる場合は、給付金は支給されません。
この場合、給与との差額がホスピス給付金として支払われることになっていて、理に叶っています。
但し、ホスピス中に会社から支払われる給与が、休暇前に支給されていた給与の50%未満の場合はこの限りではありません。

ホスピス給付金の申請手続きは、ハローワークで行い、申請する時は休暇を取得する1カ月前までに会社に申し出ます。
そして、法改正により、ホスピス給付金の支給額は、それまで給与の30％だったのが50％に変更になりました。