法律で定められた育児休暇

出産してから子供が満1歳の誕生日を迎える日の前日までの１年間が、育児休暇の定められた期間になります。
子供が1歳を迎えるまでに保育園など入所先が決まらない場合でも、育児休暇の期間は延長することができます。
母親だけが育児休暇を取得する場合、期間は1年間ですが、実際には、期間は1年間ではないのです。
会社は育児休暇の申し出を断ることはできませんが、申請するには、相応の準備と手続きが必要です。
育児休暇は、配偶者と交替する形で取得できるようになっていますが、1人の子について1回限りしか取得できません。
期間延長できる育児休暇の特別な理由は法律で定められていて、子供が病気になってしまったような場合です。
同じ企業で１年以上働いている場合、１歳6ヶ月未満の子供を育てるための育児休暇は延長分を含めて１年6カ月取得できます。
但し、事情がある場合、育児休暇は1歳6か月まで取得できるようになっていて、期間にはある程度融通がききます。
要するに、育児休暇には産休も含まれていて、出産してからの8週間は産後休業となり、産後休業と合わせた期間の1年間になります。
申請によって育児休暇は延長可能で、最長で子供が1歳6ヶ月になるまでの間、延長させることができます。

育児休暇は、子が1歳に達するまでの間に取得できる制度で、この場合、産後休業期間は含みません。
事業主に育児休暇を申請する時は、長い期間休むことになるので、休暇開始と終了予定日を明確にする必要があります。