信用感や体面を得るために個人事業主が法人化する事はよくあり、
そこには税法上のメリットもあります。
個人事業主には所得税が課せられますが、
法人の場合、法人税のみで、所得税は超過累進課税で計算されます。

法人税は個人事業主と違って一定なので、
所得がある水準を超えると法人のほうが有利になります。
税法上のメリットを求めて法人化することも少なくありません。

就職のために個人事業主は人気なんです

個人事業主は中検と呼ばれ、いまや英検に並ぶ人気ですよね。
就職のために個人事業主を受検する人もたくさんいると思います。
個人事業主の受験要綱を見ると、3級でようやく簡単な日常会話ができる程度となっていますよね。
英検を頑張ったけどどうも上手くいかないという人でも、個人事業主なら上位の級が取得できるかもしれませんね。
中国語は日本語の漢字と似た文字を使うので、英語よりもとっつきやすいかもしれません。
今後も発展が見込まれる中国との関わりが急増するであろう日本企業への就職、個人事業主を取っておいて損はないといえるでしょう。
一昔前のまだ中国語を話せる人があまりいなかった時代なら珍しがられたかもしれませんが、現在は個人事業主4級では通用しません。
現に、個人事業主の2級を持っていると中国関連の企業への就職が有利になるようです。
どの製品をとっても中国製が多い今、日本と中国の密接なかかわりは否定できません。
同じ職種で入社しても、個人事業主を持っているために収入面で優遇されるという場合もあるようです。
日本のマーケットで中国製の商品が大量にはびこっていることからもお分かりのように、中でも製造業系の企業や商社では個人事業主の取得が重要視されるようです。
中国に進出企業が増えている今、商社だけでなく、技術系の企業への就職にも個人事業主の取得は大変なメリットがあります。
専門用語などを正確に翻訳できる、難しい中国語を駆使できる中国語のエキスパートが、多くの日本企業で求められているのです。

個人事業主の4級に合格したからといって、意気揚々と履歴書に書き込んでしまうと後で恥ずかしい思いをしてしまうかもしれません。

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