過敏性腸症候群は、これまで大腸の機能異常で引き起こされる病気と
判断されていたんですが、最近では小腸も関与していると指摘されています。

腸の検査や血液検査では、過敏性腸症候群かどうかを
判断しきれない状況にあるのでわかりにくい病気です。

とても頻度の高い病気であって、過敏性腸症候群になりやすいのは
大体、20〜40代に多い傾向があります。過敏性腸症候群は、
男女比で見ていくと女性が非常に多い病で、便秘型、下痢型、交代型に分けられます。
男性の場合は下痢型、女性の場合は便秘型が多いというのが過敏性腸症候群の特徴です。

過敏性腸症候群と豆乳のポイントです


豆乳というとヘルシーな食品ですし、体にも過敏性腸症候群にもいい様な気がしますよね。
でも、実は「過敏性腸症候群の症状を持っている場合は、豆乳を飲まないほうがいい」としっかり言われているのです。
なぜ、過敏性腸症候群だと豆乳を飲まないほうがいいのでしょうか。
女性の過敏性腸症候群は、生理前から生理が始まるまでの間を指す「黄体期」という時期に起きると言われています。
この時期によく分泌されるのが黄体ホルモンで、これも過敏性腸症候群にとても大きな影響を及ぼします。
この卵胞ホルモンも黄体ホルモンも女性ホルモンですが、過敏性腸症候群はこのふたつのホルモンの作用が関係しているそう。
過敏性腸症候群になってしまったら、あとは「どうやってその症状と向き合っていくか」を考えていかなければなりません。
豆乳を飲むと、卵胞ホルモンの代わりにイソフラボンが活発に働き、黄体ホルモンを刺激して、その結果過敏性腸症候群となってしまいます。
過敏性腸症候群のメカニズムには、この様なものがあるのですね。
この様なことがありますので、もし過敏性腸症候群が酷くて困っているという人は、豆乳を控えるという努力をしてみてはいかがでしょうか。
個人で過敏性腸症候群改善の努力をすることも大事ですが、医師に頼って改善方法を一緒に考えてもらうこともとっても大切なのではないでしょうか。
どれが過敏性腸症候群の原因になっているかは定かではありませんが、とりあえず「体に良くないことはやめてみる」という方法もいいのではないでしょうか。

過敏性腸症候群の原因は、イソフラボンだけではありません。
過敏性腸症候群の症状があまりにも重いと、日常生活に影響を及ぼしてしまうこともあります。
もしかすると、これだけで過敏性腸症候群が改善されるかもしれません。

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