過敏性腸症候群は、これまで大腸の機能異常で引き起こされる病気と
判断されていたんですが、最近では小腸も関与していると指摘されています。

腸の検査や血液検査では、過敏性腸症候群かどうかを
判断しきれない状況にあるのでわかりにくい病気です。

とても頻度の高い病気であって、過敏性腸症候群になりやすいのは
大体、20〜40代に多い傾向があります。過敏性腸症候群は、
男女比で見ていくと女性が非常に多い病で、便秘型、下痢型、交代型に分けられます。
男性の場合は下痢型、女性の場合は便秘型が多いというのが過敏性腸症候群の特徴です。

ストレスは、過敏性腸症候群と大きく関係

腹痛の過敏性腸症候群の症状は、大抵は左下腹部に起こるとことが多いのですが、部位が一定しないものもよく見受けられます。
一般的に、過敏性腸症候群になって下痢が続くと、栄養分も出てしまうので、結果的に栄養不足で痩せてしまうことがあります。
そして、ストレスは、過敏性腸症候群と大きく関係していて、確実に症状を悪化させると言われています。
この過敏性腸症候群の症状が重症になってくると、突然激しい痛みと共に便意をコントロールできなくなります。
食事によって過敏性腸症候群の症状が誘発されることも多く、その特徴は、睡眠中は症状がないことです。
便意を伴っていることが過敏性腸症候群では多く、排便後に一時的に軽快することがよくあります。

過敏性腸症候群の症状には3つのタイプがあり、下痢を主症状とするタイプの場合、粘液性の下痢が続きます。
一般的に過敏性腸症候群の症状は、腹痛、腹部不快感、便通異常が多く、ほとんどの症状は腹部に起因しています。基本的な過敏性腸症候群の症状は、便通の異常で、それぞれの症状により、不安定型、慢性下痢型、分泌型、ガス型の4つに分類されます。
ただ、下痢の症状が伴う過敏性腸症候群は、就寝時に起こることは少ないので、睡眠不足に悩まされる心配はありません。

カテゴリ: その他