過敏性腸症候群は、これまで大腸の機能異常で引き起こされる病気と
判断されていたんですが、最近では小腸も関与していると指摘されています。

腸の検査や血液検査では、過敏性腸症候群かどうかを
判断しきれない状況にあるのでわかりにくい病気です。

とても頻度の高い病気であって、過敏性腸症候群になりやすいのは
大体、20〜40代に多い傾向があります。過敏性腸症候群は、
男女比で見ていくと女性が非常に多い病で、便秘型、下痢型、交代型に分けられます。
男性の場合は下痢型、女性の場合は便秘型が多いというのが過敏性腸症候群の特徴です。

鼻をつくような過敏性腸症候群なんです

過敏性腸症候群が強い人が目の前や真横に来たら、思わず鼻をつまみたくなってしまいませんか。
とにかく、過敏性腸症候群は気にし始めると確かに切りがないもので、ストレスになるのも納得出来なくはないものなのです。
それがもし、自分で自分の過敏性腸症候群に対する反応だとしたら、それはそれは辛いものですよね。

過敏性腸症候群というのは面白いもので、臭いは鼻に付きやすいが、匂いは鼻につきにくいとでも言ったところでしょうか。
実際、自分で自分の過敏性腸症候群を気にする自臭症という精神病があって、最近急増しているのです。
確かに、汗の臭いやわきがの臭い、それに足の臭いは自分でもよく分かるものです。
鼻の前に幻覚が現れる幻嗅である事も少なくないとはいわれていて、本当はそれほど過敏性腸症候群の強くない患者さんも結構いらっしゃるようです。
その辺り、日本人の鼻の感覚と欧米人の鼻の感覚は異なるのでしょうか。
マリリンモンローが香水のネグリジェを着て寝ていたと言われるように、欧米人は自らの過敏性腸症候群を引き立たせるフレグランスを選ぶのがとても上手です。
それこそ、半分駄洒落の鼻をつく臭いだのと言って笑い話では済まされません。
だからこそ、そんな過敏性腸症候群を何とかしようと、香水などを大量に塗布する人がいますよね。
ですから、それほど神経質になる必要はありませんが、やはり大事な事は、自分の鼻より人の鼻を信じる事。
日本人は過敏性腸症候群と香水とのコーディネイトが苦手だと言われる要員ではないかとも考えられます。
その辺りも含め、一度過敏性腸症候群について、関連のブログやサイトでいろいろと調べてみられると面白いかも知れませんね。

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