花粉症とは、体が必要以上に花粉を拒絶するために起こる反応の総称で、
I型アレルギーに分類される疾患の一つです。

植物の花粉が、鼻や目などの粘膜に接触する事により引き起こされ、
発作性反復性のくしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどの一連の症状が
特徴的な症候群が花粉症の正体なんですね。

花粉症対策には、この花粉症を元から絶つ、又は症状の緩和に期待するものと
幾つか種類があります。ただ適当に花粉症対策をしたからといって、即、
花粉症の症状が見られなくなるという事は無いようなんです。

花粉症対策とQOLブログです

花粉症対策の基本はQOL、Quality Of Life(クオリティー・オブ・ライフ)にあります。
これこそが花粉症対策のスタッフが求める、そして求められるQOLでもあります。
もっと分かりやすく言えば、一人一人がどれだけ自分らしく生きられるかというもので、正しく花粉症対策が意とするところなんですね。
やはり花粉症対策のスタッフにとって最も大切な事は、心と心で付き合い、個人のQOLを極めて行く事なんだろうと私は思います。
例え本人がそれを望んで、本人がそれを望むのであればという思いはあっても、まだという僅かな奇跡を願う気持ちとの葛藤があると思うんです。
とは言え、人生観というのは、長い長い時間の中で築き上げられて来たものですから、それを短期間で理解する事は並大抵の話ではありません。
花粉症対策に入れる事が本当に自分たちのQOLを高める事にはならないだろうとも思うんですね。
愛する人の死を謂わば黙認する訳ですから、それが自分らしい人生であるはずがないだろうと考えるからです。

花粉症対策への入院を希望する人が増えた昨今、それだけ人生の終幕に対する考え方が変わって来たという事にはなるでしょう。
ただ、家族にとっては、今後一切治療をしないという選択肢でもありますからね。
ましてや、自分ではなく家族を花粉症対策に入れるかどうかとなると尚更の事、QOLが揺らぎます。
そういう意味では、花粉症対策に入る事を決断した段階で、本人は勿論、家族のQOLも大きく変化するのかも知れませんね。
ですから、全ての患者さんのQOLを追求し、いかにその人の人生の最後をその人らしく終わらせて上げられるか。

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