禁煙外来は、1990年代後半あたりから急激に増えた喫煙者に対して、
精神面での禁煙支援と実際の物理的症状を改善していきます。

ニコチン置換療法などを駆使して、禁煙外来は行っていきますが、
それにはニコチンガムやニコチンパッチを使用し、
非ニコチン製剤のバレニクリンなどを使用し、禁煙法を行い、患者に対処していきます。

禁煙外来は、一定の基準による条件付きですが、
条件を満たす喫煙者に対して、健康保険も適用されるようになっています。

耳鼻咽頭科や眼科などの禁煙外来

例えば、耳鼻咽頭科や眼科などで禁煙外来は、保険適用となりますが、歯科では適用外となるので注意しなければなりません。
これまでは、禁煙外来に要する費用は、全て健康保険の対象外だったのですが、法改正により、条件付きで対応されるようになりました。
中央社会保険医療協議会では、禁煙外来の保険適用に反対する声もあり、揶揄されています。
中央社会保険医療協議会によって禁煙外来は、ニコチン依存症管理料と、ニコチンパッチなどが保険適用となりました。
結局、そうした話合いの中、禁煙外来は、実施医療機関や対象者を限定することで、保険が適用されるようになったわけです。
但し、禁煙外来が保険適用される医療機関は、敷地内禁煙であることなど、条件が必要になります。
認可を受けなければ、禁煙外来は保険適用されることなく、保険治療が受けられる医療機関も、問い合わせなければなりません。

禁煙外来は、かつては、自由診療の保険外診療であったことから、患者に大きな負担がかかっていました。

禁煙外来は、受診する際、しっかりとよく調べなければならず、特に保険に関しては注意が必要です。
つまり、喫煙は個人の嗜好であることから、禁煙外来に保険を適用するというのは、おかしいというわけです。
ただ、一方で、喫煙はニコチン依存や肺がん、心臓病などを引き起こすので、禁煙外来の保険適用は妥当とする声もあります。禁煙外来とは、簡単に言うと、たばこをやめたい人のために特別に作られて、専門外来のことで、1つの科目を指します。

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