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以前は、中学入試問題を受ける際、入試過去問題をインターネットでダウンロードして利用することができまた。
しかし、最近は、そうした中学入試問題をダウンロードできるサイトが少なくなってきているように思います。
確かに、中学入試問題をダウンロードできるサイトは少なくなってきているのですが、今、私立中学の問題を無料で提供している学校もあります。
かつては、中学入試問題の過去問をダウンロードできたのですが、国語の問題で著作権が取り沙汰され、その後、ダウンロードができなくなってきたのです。

中学入試問題をネットでダウンロード購入するのはとても便利だったのですが、今はもうダウンロード購入はなくなりました。
もっともそれはほんの一部の学校だけなので、中学入試問題を入手したい人全員の希望に添えるというのは無理でしょう。
インターネットは便利になんでも検索できますが、本人の意思に関係なく掲載されることが多いので、中学入試問題のダウンロードが懸念されはじめたわけです。
最近では、中学入試問題の国語では、特に記述力や表現力を問う問題が多く出題されている傾向にあります。中学入試問題は、年々難しくなっているようで、中学受験をひかえる子供の親は大変です。
中学入試問題というのは、受験生に対する学校側からのメッセージが込められています。
資料やグラフを読み解き、自分の意見や立場を述べさせるような問題が、中学入試問題では増えていて、4科目に共通してそれが多くなっています。
全体的な傾向を見ると、最近では、中学入試問題は知識を問う問題から、知識を応用したり活用する力が問われるようになってきています。
応用力の弱点を克服していくことは子供にとっては急務で、今後の中学入試問題は、益々そうした視点の問題が増えていくことでしょう。
そうした学校の思いが、応用力を問うという中学入試問題に反映されているのです。
題材についても、家族や家庭、やさしさ、自然などに目を向けさせるものが、中学入試問題では増えています。