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そのため、中学入試問題の対策を練らずに、漠然と塾の流れのままにやっていると、入試問題に対応できなくなります。
しかし、だからといって、中学入試問題対策のために、あまりに早い時期からむやみに難問や新傾向の問題を追い掛けるのもよくありません。
ほとんどの場合、中学入試問題のほとんどは、予習シリーズで十分に対応することができます。
理科では、知識を問う中学入試問題は少なく、科学的な思考ができるかどうかを問う問題が大半です。
最短距離で中学入試問題に合格するには、できるだけムダをはぶいて、効率よく学習する必要があります。
同じテキストを何回も繰り返し、一度やった問題は100%できるようにすることこそが、中学入試問題を突破する最短距離になります。
さて、今年の中学入試問題では、色々な問題が出題され、多くの受験生を悩ませました。
しかし、流れに沿っていけばある程度は中学入試問題の理科は、解答することはできます。
今回の中学入試問題は、入試に近い時期に皆既月食があったことから、月食に関する理科の問題はあまり見られませんでした。
どんな問題が時事問題として中学入試問題に出題されているのかというと、理科の問題では大人から見ても難しそうな内容がいくつか見られます。
そして、今年の中学入試問題の特徴として、理科に関するニュースがたくさん出たことです。
今年の中学入試問題では時事問題がクローズアップされましたが、中でも目についたのがやはり、東日本大震災です。

中学入試問題では、常日頃からニュースを見るように心掛けておくことで、理解度が深まります。
ただ、予習シリーズの中学入試問題の例題は、それほどすんなり出来るものではありません。
それは、身近な現象から理科を考えさせることで、理科への興味を深めてもらう目的が中学入試問題にはあるからです。