注目されてる後期高齢者医療制度というのは今、健康保険や国民健康保険の
扶養家族になっている75歳以上の人にも適用されるという新しい制度です。

後期高齢者医療制度の保険料は2年ごとに改定されるとのことですが、
高齢者の数が増えるに従って当然、保険料が引きあげられていて、
後期高齢者医療制度が導入されても、医療費の窓口負担は原則1割となっています。

後期高齢者医療制度のメリットとデメリットの裏技です


それでもまあ、終身型の共済が出来ただけでもいいんじゃないのっていう声もあるんですけどね。
寧ろ、最も家計の苦しい世代のファミリーにとって、後期高齢者医療制度の掛け金と保証のバランスは、かなり魅力的なのではないでしょうか。
ところが、後期高齢者医療制度の医療保障では、手術などをしても、別途特別な手当が付く事は殆どありません。
なので、後期高齢者医療制度の最大のメリットは掛け金が安いのにも関わらず、そこそこの保証が受けられるところですよね。
ここが一般の保険会社が出している生命保険や損害保険と、後期高齢者医療制度との最大の違いと言えるでしょうね。
後期高齢者医療制度に関するメリットとデメリット、これはやはりきちんと把握しておく必要があると思います。
ただし、それは殆どの場合、最低限の補償額と思った方がいいでしょう。
大昔の生命保険のスタイルそのままですから、完全に入院そのものに対する保証だけなのであります。
その保証の低さが、後期高齢者医療制度の大きなデメリットです。
だから、正式には医療共済、火災共済、マイカー共済などと言います。
そのため、民間の医療保険を比較的小さいものにして、別途後期高齢者医療制度に入っているという人もいます。
そこで、民間の保険で、1日5,000円を頂戴し、足らずは後期高齢者医療制度からいただくというシステムが、今注目されているのです。
私自身、自分の保険なんて、入りっぱなしという感じだったのですが、今回仕事でこの話を聞いて、感心させられてしまいました。
後期高齢者医療制度の入院保障は1日6,000円程度ありますから、解りやすく言うと、ほんの1,600円ほど足すと、1日11,000円の保証が受けられる事になる訳です。
しかも、民間の保険と組み合わせる事によって、後期高齢者医療制度ならではのデメリットもある程度カバーする事が出来ます。

後期高齢者医療制度でも1日6,000円もらえるんだったら、別に後期高齢者医療制度だけでもいいかなぁっと思わなくはないでしょう。
つまり、助け合いの精神で生まれた制度であって、互いが必要以上の営利を求めない、これが基本です。

後期高齢者医療制度は年齢を重ねても掛け金が上がる事がなく、何歳で加入しても、毎月2,000円以内の掛け金で、現役時代をずっと乗り切る事が可能なのです。

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