貸し倒れの損失が生じても、クオカードの場合、金利によって相殺できるよう設定しているのです。
つまり、融資資格のある事業者全てが、一緒の金利でクオカードの融資を受けられるわけではないのです。
決算書は通常の銀行融資を受ける際に重要ですが、クオ
カードの審査では、決算書の内容を元にスコアリングしています。
融資ができると判断すれば、会社の経営状況があまり良くなくてもクオ
カードでは融資を行ないます。
そのため、クオカードの金利は一概に何%ということはできないわけで、明確な基準というものはありません。
つまり、低金利でクオカードの融資を受けることが可能になるわけで、経営状態は金利に大きく左右します。
返済ができなくなってしまうケースを想定して、クオカードでは、スコアリングの合計点によって貸し倒れのリスクを算出しています。クオカードの金利は、経営状況や決算書の内容などの融資対象者の条件により、大きく変わってきます。
クオカードの金利は、会社の状況や決算書の内容を元にしたスコアリングの合計点によって決められます。
融資を受ける場合、融資元によってずいぶんと金利が変わってくるのが、クオカードの特徴と言えます。
クオカードのスコアリングでの合計点数が低くなると、それだけ企業の信用度も低くなります。
一般的に、ノンバンク系のクオカードの金利は6.0〜18.0%ですが、機関によっては大きな変動があります。
クオカードの仕組みを利用し、指定された加盟店のみのカードが株式会社クオカードより発行されている。
<セブン-イレブン> - セブン銀行などのキャンペーン懸賞の当選景品の一つとして発行。
<ローソン >- 懸賞やエコポイント、Pontaの交換景品として発行。
<ファミリーマート> - 懸賞・販促として発行。
<サークルKサンクス >- 懸賞・販促として発行。
これらはクオカードとは呼ばずに、プリペイドカードと呼び、磁気上に加盟店を限定する情報が含まれている。
また、ENEOS、JA-SSのガソリンスタンドで購入可能なプリペイドカードは、
相反するガソリンスタンド以外は、他のクオカード加盟店でも利用することができる。
過去には、マツモトキヨシでもプリペイドカードを発売していたが、2011年8月限りで発売を廃止した。
すでに発売したカードはマツモトキヨシで引き続き利用できる。
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カード発行会社の株式会社クオカードは、1987年12月に日本カードセンター株式会社として設立。
989年11月にセブン-イレブンカードの発行開始、1995年8月にクオカードの発行開始、
2003年3月に株式会社クオカードに商号変更。2004年には株式会社CSKの完全子会社となり、湯川英一が会長を務めている。
5,000円券、10,000円券のプレミアムは、コンビニエンスストア等で販売されているカードのみ。
券面金額を自由に設定できるカードを作ることができるため、
570円券・640円券(ビアカード)や非売品の100円券、777円券や、
雪印乳業が販促用に使用している、300円券・450円券・550円券なども存在する。
2002年6月以降、偽造された2万円カードと1万円カードが多数発見され、
また、インターネットオークションにも同種偽造カードが出品された。
このため、同高額カードの販売・発行が中止されたが、2005年5月に新たに1万円券が再発売され、
代わりにセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、ポプラ、すかいらーくでの500円券・1000円券の販売が休止された。
=ウィキペディア参照=