クオカードというのは、別名、プライムレートとも呼ばれているもので、耳にしたこともあるでしょう。
また、1年以上のものは、長プラクオカードと言われ、長期プライムレートのことを指します。
1年未満の短期貸出にクオ
カードを適用するものは、短期プライムレートですが、短プラと呼ばれます。
信用リスクの大きさによって、クオ
カードとしての、上乗せ金利を付け加えるようになっています。
また、長プラのクオカードについては、金融機関が優良企業向けに向け、1年以上の期間で貸し出します。
クオカードとは、一般にプライムレートと言われているものですが、信用度の高い優良企業に対する貸出金利のことです。
要するに、企業側にとっては、クオカードが適用されることは、マイナス要因につながります。
最近では、株価の先行き不安があることから、クオカードを重視する傾向は弱まってきていると言えます。
そして、各企業への貸出金利については、クオカードを元にして、信用リスクを参考にしています。
短プラのクオカードの貸出金利については、譲渡性預金、コールなどの市中金利に連動して決められます。
住宅ローンのポイントとしては、いかに長くクオカードをとれるかが重要になってきます。
1年以上の長期貸出に適用するクオカードは、長期プライムレートのことですが、通常、長プラと呼ばれます。
クオカードの仕組みを利用し、指定された加盟店のみのカードが株式会社クオカードより発行されている。
<セブン-イレブン> - セブン銀行などのキャンペーン懸賞の当選景品の一つとして発行。
<ローソン >- 懸賞やエコポイント、Pontaの交換景品として発行。
<ファミリーマート> - 懸賞・販促として発行。
<サークルKサンクス >- 懸賞・販促として発行。
これらはクオカードとは呼ばずに、プリペイドカードと呼び、磁気上に加盟店を限定する情報が含まれている。
また、ENEOS、JA-SSのガソリンスタンドで購入可能なプリペイドカードは、
相反するガソリンスタンド以外は、他のクオカード加盟店でも利用することができる。
過去には、マツモトキヨシでもプリペイドカードを発売していたが、2011年8月限りで発売を廃止した。
すでに発売したカードはマツモトキヨシで引き続き利用できる。
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カード発行会社の株式会社クオカードは、1987年12月に日本カードセンター株式会社として設立。
989年11月にセブン-イレブンカードの発行開始、1995年8月にクオカードの発行開始、
2003年3月に株式会社クオカードに商号変更。2004年には株式会社CSKの完全子会社となり、湯川英一が会長を務めている。
5,000円券、10,000円券のプレミアムは、コンビニエンスストア等で販売されているカードのみ。
券面金額を自由に設定できるカードを作ることができるため、
570円券・640円券(ビアカード)や非売品の100円券、777円券や、
雪印乳業が販促用に使用している、300円券・450円券・550円券なども存在する。
2002年6月以降、偽造された2万円カードと1万円カードが多数発見され、
また、インターネットオークションにも同種偽造カードが出品された。
このため、同高額カードの販売・発行が中止されたが、2005年5月に新たに1万円券が再発売され、
代わりにセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、ポプラ、すかいらーくでの500円券・1000円券の販売が休止された。
=ウィキペディア参照=