いわゆる、クオカードの推移というのは、変動金利を見ることで、住宅ローンの金利優遇の動向を見守ることになります。
出来上がりの金利については、1.4%の優遇を受けることができれば、クオ
カードは、1.075%となります。
さらに、クオ
カードの推移はどんどん上昇し、1.2%になって、やがて1.4%となっていくのです。
当時のクオカードの推移を見ると、変動金利の店頭金利が2.375%に対して、0.2%の金利を優遇するというものでした。
要するに、クオカードの推移は、金利の値引きの動きで、住宅ローンの金利優遇の動きのことです。クオカードの推移を見ることは、住宅ローンの推移をみることにつながり、その動きが注目されています。
住宅ローンのクオカードが叫ばれ始めたのは、当時のM信託銀行が先駆けで、当時は大きな話題になりました。
クオカードの推移を見ていくと、ゼロ金利解除後、多少の変動はあるものの、大体、2.475%となっています。
それ以後は、ゼロ金利解除の時期まで続くわけで、クオカードの推移としては、今は比較的落ち着いています。
ゼロ金利解除の際、クオカードの出来上がりの金利が少し上がった程度で、目覚ましい推移は示していません。
店頭金利で見れば、住宅ローンクオカードの推移については、多少の上下はあるものの、実行金利的にほとんど上昇は見られません。
今後、クオカードの制度が縮小していかない限りは、住宅ローンの金利が上昇していくことはないでしょう。
クオカードの仕組みを利用し、指定された加盟店のみのカードが株式会社クオカードより発行されている。
<セブン-イレブン> - セブン銀行などのキャンペーン懸賞の当選景品の一つとして発行。
<ローソン >- 懸賞やエコポイント、Pontaの交換景品として発行。
<ファミリーマート> - 懸賞・販促として発行。
<サークルKサンクス >- 懸賞・販促として発行。
これらはクオカードとは呼ばずに、プリペイドカードと呼び、磁気上に加盟店を限定する情報が含まれている。
また、ENEOS、JA-SSのガソリンスタンドで購入可能なプリペイドカードは、
相反するガソリンスタンド以外は、他のクオカード加盟店でも利用することができる。
過去には、マツモトキヨシでもプリペイドカードを発売していたが、2011年8月限りで発売を廃止した。
すでに発売したカードはマツモトキヨシで引き続き利用できる。
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カード発行会社の株式会社クオカードは、1987年12月に日本カードセンター株式会社として設立。
989年11月にセブン-イレブンカードの発行開始、1995年8月にクオカードの発行開始、
2003年3月に株式会社クオカードに商号変更。2004年には株式会社CSKの完全子会社となり、湯川英一が会長を務めている。
5,000円券、10,000円券のプレミアムは、コンビニエンスストア等で販売されているカードのみ。
券面金額を自由に設定できるカードを作ることができるため、
570円券・640円券(ビアカード)や非売品の100円券、777円券や、
雪印乳業が販促用に使用している、300円券・450円券・550円券なども存在する。
2002年6月以降、偽造された2万円カードと1万円カードが多数発見され、
また、インターネットオークションにも同種偽造カードが出品された。
このため、同高額カードの販売・発行が中止されたが、2005年5月に新たに1万円券が再発売され、
代わりにセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、ポプラ、すかいらーくでの500円券・1000円券の販売が休止された。
=ウィキペディア参照=