リンパ節に漢方薬の経験談です
リンパ節をやられると、様々な不定愁訴が現れますが、西洋医学では原因が明確にならない以上、完璧な治療法がないというのが現実のようです。
かと言って、東洋医学なら、確実にリンパ節のバランスを整えられるのかと言うと、これもまた残念ながらノーでしょう。
皆さんもよくご存じの通り、西洋医学では、目の病気は目を、手足の病気や怪我は手足を、そして、内臓疾患は内臓を弄る事で治療します。
従って、更年期障害などに悩む女性にはいいのかも知れませんが、男性には効かない可能性もありますね。
この気という概念は、東洋医学のツボとも言える部分ですが、リンパ節の乱れのような症状には大変適しているらしんですね。
そこで、按摩や鍼灸といった治療や漢方薬が思いの他効果を発揮する事も珍しくないようです。
リンパ節の乱れによる様々な心身の不具合は、正しく現代病の代表格と言えるでしょう。
このように、リンパ節系の疾患は、非常に個人差が大きいため、効果を発揮する漢方薬も随分違って来ます。
ただ、そういう面から見ると、そんなリンパ節の乱れに中国4000年の歴史の漢方薬が効くというのも面白い話ですよね。
当然、東洋医学だって、時代の流れに合わせて発展して来たはずでしょうから、その過程でそういう漢方が登場して来たのかも知れません。
なので、もし本格的に漢方を取入れたいと想われるのであれば、やはり専門家に相談し、自分にあった処方をしてもらう必要性が高いでしょう。
となると、当然、そのバランスを乱す人も多かったはずですからね。
それこそ富みに物を言わせ、リンパ節を調整する高価な漢方薬を服用していたのかも知れませんね。
いつの時代も競争社会を生き抜く人たちは大勢いて、ストレスを溜め込んでいるという事なのでしょうか。
実際、漢方の服用でリンパ節失調症を克服したという人も多いようですよ。
リンパ節系によく効く漢方薬としては、「加味逍遥散(かみしょうようさん)」が比較的有名かと想われます。
空気が綺麗でストレスなんて殆どなかった大昔には、リンパ節失調症などという病気も存在しなかったはずです。
その証拠に、こうした神経系の不定愁訴が一つの病気として診断されるようになったのは、戦後の事。
けれど、この、加味逍遥散はホルモンバランスの乱れを整える事でリンパ節を調整して行く漢方薬のようです。
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