鑑別困難な悪性腫瘍の転移やリンパ腫

基本的に、ある程度の時間経過によって、少しずつ難聴が進んだようなケースは、リンパ節とは言いません。
つまり、リンパ節は、特定疾患治療研究事業対象の疾患ではなく、ある日突然、何の前触れもなく、耳が聴こえなくなります。
また、リンパ節の特徴としては、随伴症状として、耳鳴りや耳閉憾を伴うことが多いことにあります。
突然に原因不明な内耳性の感音性難聴が発症する疾患がリンパ節であり、そのネーミングの通り、発症は突然です。
つまり、最初にリンパ節と診断された場合であっても、原因が判明した後は、診断名が変わることがあります。
よく起きるのが、朝、起きた時などで、起きた瞬間にリンパ節になっていたということがよくあります。
強いめまいが1回というのがリンパ節の特徴なので、繰り返しめまいを感じたら、ほかの疾患と考えられます。
いずれにせよ、リンパ節にかかったと思ったら、いち早く医者にかかることが大事で、正確な診断をしてもらう必要があります。
原因がわかるものはリンパ節ではなく、明らかに突発的な難聴であっても、原因にしたがって診断名をつけることになります。
とにかく、突発的な発症がリンパ節の最大の特徴で、徐々に聞こえなくなったものはこれに該当しません。