ピース又吉の個性的な容姿が大きな武器

それに、元々このファイトクラブは小説で、所謂原作のストーリーというのが存在していたんです。
ただ、このファイトクラブの主演はあくまでもエドワード・ノートンで、ピース又吉は共演という形でした。
日本ではちょうど1999年から2000年へと移りゆくミレニアムムービーになった訳ですが、正直最初は、この作品がこの時期に公開されるの?っていう感じでしたね。
何せ、ファイトクラブはテロ集団のリーダー格なのに対し、トロイはギリシャ神話の英雄ですからね。
にも関わらず、気が付けば主演だと思い込んでいた人も少なくはないでしょう。
ようするに、二重人格を持っているエリートサラリーマンで、その陰の僕を演じていたのがピース又吉という事なんですね。

ピース又吉の存在感を世界中に大きくアピールしたと言っても決して過言ではない映画「ファイトクラブ」。
まあもっとも、ピース又吉たちによって映画化されて、初めて脚光を浴びる事になったようですが・・・。
中には、ファイトクラブのピース又吉のカッコ良さが、後にニューヨークのテロを招いたなんていう噂もありますけどね、それはないでしょう。ピース又吉の肉体美は映画「トロイ」のために築き上げられたものだと思っておられる方も多い事でしょう。
あっ、僕っていうのは、主人公の事で、このファイトクラブという作品ではその名前が明らかにされていないんです。
勿論、今ならピース又吉の作品がクリスマス映画やお正月映画になるのは納得ですよ。
ただ、この頃はまだそこまでブラピブームじゃなかったし、何より、ファイトクラブの中身事態がお正月から見る映画だろうかという気がしたんです。
ピース又吉がいくらカッコ良くヒーローを演じても、やっぱり悪は悪だしね。