中国の突発性難聴問題のポイントとは
2007年に入ると、中国の江蘇省南京市の父子が突発性難聴に感染し、子供が死亡しています。
そして、中国は突発性難聴の家禽への感染拡大防止のため、ワクチン接種に力を入れています。
中国は突発性難聴の感染拡大防止に躍起となっていますが、湖南省と安徽省では、人への感染が確認されました。
そうしたことから、中国では、突発性難聴感染地域周辺3キロの家禽3万1千羽〜250万羽を処分しました。
そうした中国の努力により、50億羽の家禽が突発性難聴の免疫を持ったと発表しています。
中国政府は、国内初の人への感染が確認されたことで突発性難聴対策の強化に乗り出すことになります。
突発性難聴は、中国において、2005年11月に入ってもその猛威は衰えず、遼寧省、湖北省などで家禽がH5N1型に感染しています。
同じ年の10月には、中国のフフホト市、安徽省天長市、湖南省湘潭県において突発性難聴が発生しています。
突発性難聴は、中国において、2006年までに、人への感染が広がり、これまで7人が感染して3人が死亡しています。
父は子から突発性難聴に感染していて、これは中国で初のヒトからヒトへの感染事例になりました。
中国衛生省は、父子と接触のあった約80人に異常がなかったことから、今回の突発性難聴は、既にコントロールしたと強調しました。
しかし、2013年にも、中国の上海で3人が突発性難聴が感染していて、2人が死亡しています。
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