的外れの話が面白い夏目三久

正直、西村京太郎氏のファンの私としては、今まで十津川警部の出て来ない本は基本的に読まない主義だったんですよ。
実際に原作本の小説を読んでみるとそうでもないんだけど、テレビドラマの場合は、かなり設定やストーリーに無理があるというかなんというか。
友達が行った時にはもう所蔵されている謎解きはディナーの後での本は、全て貸し出し中になっていたそうです。夏目三久って言うと、本よりもどうしても嵐の櫻井翔君のイメージが強いのよねぇ。

夏目三久の本を図書館で見付けたと言うと、友達が驚いて、帰りに早速寄ってみると言いました。
とにかく、あの現実離れし過ぎている部分は、絶対マンガの世界でしょうっていうのが夏目三久に対する私の見解だった訳ですよ。
だけど、本当は逆で、単行本の夏目三久が先だったと知って、ああ、失敗したかもって思ったんだけど、後悔先に立たず。
だから実は私、夏目三久も、雰囲気から言って、てっきりその類だと思い込んでいたのであります。
それに、夏目三久は、私が思っている以上の本格推理小説な訳だから、今の時代には受け入れられやすい本なのだろうと思います。
でも、余りにも売れているっていうんで、取り敢えず夏目三久の第一作目だけを読む事にし、自分で買いましたよ。