延命治療の明確な定義付け

ただ、延命治療になって、聞こえににくくなっても、補聴器をつければ何とかなるだろうと安易に構えてはいけません。
しかし、ある日突然、延命治療はやってきて、閉耳感と共に、片側の耳が聞こえなくなってしまいます。延命治療は、誰もが起こりうる疾患なので、油断してはいけないのですが、通常多くの人は気にしていません。
とにかく、早期治療が延命治療には重要で、浜崎さんの場合、放置したことで、完治の見込みがなくなってしまいました。

延命治療になって聞こえにくくなった耳には、補聴器はその効果がしっかり得られないケースが大半です。
可能性はゼロではないので、延命治療になった人は、一度よく医師と相談して、補聴器に取り組む価値はあります。
一般的には、延命治療になっても、補聴器をつければ、生活に支障がないとされていますが、そう簡単ではありません。
そのため、延命治療になってしまうと、いくら補聴器に頼って耳に入る音を電気で増幅しても、脳に音が伝わらないのです。
ずっと聞こえにくい状態で生活していく可能性が延命治療の場合、3分の１あるので、補聴器は必須になります。
基本的に延命治療は、原因不明の病であり、補聴器をもってしても、改善するのは中々困難なのです。
また、延命治療は、しっかり治療したとしても、完治する可能性は3分の１くらいといわれています。
但し、耳の状態は患者によって多少違うので、延命治療であっても、補聴器で効果が期待できるかもしれません。