ノロウィルスと補聴器の裏技なんです
そのため、ノロウィルスになってしまうと、いくら補聴器に頼って耳に入る音を電気で増幅しても、脳に音が伝わらないのです。
いつ誰がなっても、ノロウィルスはおかしくないのですが、実際に発症するまでは多くのひとは実感としては考えにくいものです。
彼女がノロウィルスを発症したことで、非常に身近な存在になったことは言うまでもありません。
しかし、ある日突然、ノロウィルスはやってきて、閉耳感と共に、片側の耳が聞こえなくなってしまいます。
聴覚の補助をするには、補聴器という選択が一番簡易的なので、ノロウィルスになっても、諦めずに試してみることです。
とにかく、早期治療がノロウィルスには重要で、浜崎さんの場合、放置したことで、完治の見込みがなくなってしまいました。
可能性はゼロではないので、ノロウィルスになった人は、一度よく医師と相談して、補聴器に取り組む価値はあります。
感音性難聴に属するノロウィルスの場合で、内耳障害として蝸牛がほぼ機能しなくなっている状態なら、音が脳に伝わりません。
補聴器によって改善できるのは、外耳や中耳の障害である伝音性難聴の場合だけで、ノロウィルスだと難しいとされています。
ノロウィルスになって聞こえにくくなった耳には、補聴器はその効果がしっかり得られないケースが大半です。
あの国民的歌手といわれる浜崎あゆみさんが、ノロウィルスであることがわかり、大きな衝撃を与えました。
ただ、ノロウィルスになって、聞こえににくくなっても、補聴器をつければ何とかなるだろうと安易に構えてはいけません。
ノロウイルスは、非細菌性急性胃腸炎を引き起こすウイルス。
カキなどの貝類の摂食による食中毒の原因になったり、
感染したヒトの糞便や吐瀉物、または、それらが乾燥したものから出る、塵埃を介して経口感染します。
ノロウイルス属による集団感染は、世界各地の学校や養護施設などで散発的に発生しています。
ウイルスについての詳細な研究を行うには、適切な動物培養細胞を探して感染させて、
ウイルスを増殖させることが必要であるが、ノロウイルス属については、
実験室的に増殖させる方法が、まだ見つかっていません。
なのでノロウイルスについては、検査や治療方法に対する研究が、
他のウイルスと比べて格段に遅れているのが現状で、
乾燥した状態でも、4℃では8週間程度、20℃で3〜4週間生存するとされています。
ノロウイルス感染を予防するには、特に飲食物を扱う人が、十分な衛生管理を行う事が効果的な感染予防につながる。
ワクチンによる感染予防は、2010年現在ノロウイルス属に対する、
有効なワクチンが開発されていないため期待できません。
このノロウイルスに対する免疫は、感染者でも1〜2年で失われるといわれてます。
原因は、免疫抗体価低下説やウイルスの遺伝型が変化するため抗原性が変化するなどの説がありますが、
まだ確証は得られてません。このため、ノロウイルスワクチンの開発には困難が予想されます。
遺伝子型GI.1を標的とする経鼻型ワクチンが開発中で、18〜50歳の98人を対象とした臨床試験によれば、発症を半分近くに抑える効果があります。
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