ノロウィルスとはブログです
日本ではあまり関わる事のあるはなしではないため、ノロウィルスの話題に気付かなかったとしてもそこまで重大な事態に陥る事はないでしょう。ノロウィルスが注目されていると、ニュースで耳にしたかもしれません。
ノロウィルスという単体で存在している訳ではなく、様々な種類が存在しその総称と考えれば良いでしょう。
身近なところで言うと、実は風邪の原因としてノロウィルスが悪さをしている事もあるのです。
他所の国の問題とばかり思っていましたが、実は身近なところにノロウィルスの被害は潜んでいたのです。
しかし、今から10年前の話であり敢えて取り上げる理由とはなりませんね。
ブログやサイトから、ノロウィルスに関する詳しい情報をチェックすることができます
たとえば今から10年ほど前に、SARSという病気が流行しました。
このSARSは非常に毒性の強いノロウィルスであり、当時世界中に大きな衝撃を与えました。
今、SARSに変わる新たなノロウィルスの脅威としてMERSと呼ばれる病気が注目されています。
ノロウィルスを原因としたものの一つに風邪がありますが、もちろんこれだけで終わる話ではありません。
現時点での感染者数は多くないとされていますが、潜伏期間が長いため要注意のノロウィルスです。
MERSノロウィルスに感染した場合、感染から発症までに一週間以上の潜伏期間を置くため検疫で見つからない可能性が高いのです。
ノロウィルスが大きく注目される理由としては、風邪以外のリスクが存在しているからです。
ノロウイルスは、非細菌性急性胃腸炎を引き起こすウイルス。
カキなどの貝類の摂食による食中毒の原因になったり、
感染したヒトの糞便や吐瀉物、または、それらが乾燥したものから出る、塵埃を介して経口感染します。
ノロウイルス属による集団感染は、世界各地の学校や養護施設などで散発的に発生しています。
ウイルスについての詳細な研究を行うには、適切な動物培養細胞を探して感染させて、
ウイルスを増殖させることが必要であるが、ノロウイルス属については、
実験室的に増殖させる方法が、まだ見つかっていません。
なのでノロウイルスについては、検査や治療方法に対する研究が、
他のウイルスと比べて格段に遅れているのが現状で、
乾燥した状態でも、4℃では8週間程度、20℃で3〜4週間生存するとされています。
ノロウイルス感染を予防するには、特に飲食物を扱う人が、十分な衛生管理を行う事が効果的な感染予防につながる。
ワクチンによる感染予防は、2010年現在ノロウイルス属に対する、
有効なワクチンが開発されていないため期待できません。
このノロウイルスに対する免疫は、感染者でも1〜2年で失われるといわれてます。
原因は、免疫抗体価低下説やウイルスの遺伝型が変化するため抗原性が変化するなどの説がありますが、
まだ確証は得られてません。このため、ノロウイルスワクチンの開発には困難が予想されます。
遺伝子型GI.1を標的とする経鼻型ワクチンが開発中で、18〜50歳の98人を対象とした臨床試験によれば、発症を半分近くに抑える効果があります。
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