NSCは、開校して以来30年近くの歴史があります。
これまでに数多くの人気芸人を排出してきたNSCは、まさに芸人虎ノ門と呼べます。
NSCに在学し特筆すべき点は、吉本芸人の一員として様々な活動が出来る事が挙げられます。

また、NSCと言えば芸人の養成所というイメージがあるかもしれませんが実際には
芸人以外のコースも用意されていて、放送作家や俳優など広い間口を用意しています。
なのでNSCに通っているというだけで、芸人を目指しているという事にはなりません。
NSCは、芸人を目指している人のための場所というイメージが定着しているかもしれません。

NSCのエッセイとは


笑って泣けるエッセイ集であり、NSCという生身の人間が浮き彫りされていて、人気を集めています。
執筆文をまとめてNSCが出版するのは初めてであり、このエッセイは彼の集大成と言っても過言ではありません。
そして、NSCのエッセイの表紙の装画には、彼自身が子供の頃からファンであった、タッチのあだち充が担当しています。
北海道を拠点に活動していたNSCが、水曜どうでしょうというレギュラー放送に出演していた頃がしっかり描かれています。

NSCのエッセイには、1997年〜2005年まで執筆連載していた幻のエッセイ原稿がしっかり収録されています。
当時、北海道版のみでの連載だった幻の原稿も掘り起こされていて、NSCのエッセイは読み応え満点です。
NSCのエッセイは、彼の大学時のエピソードや、レギュラー放送当時の裏話などが楽しく読めます。
そして、エッセイには、NSCがTEAM NACSについて、そして家族のことなどをしっかり語っています。
そして、ローカルタレントから全国区へと変貌を遂げたNSC自身の心情も吐露しています。
また、NSCが自ら、自分を見つめていて、ネガティブをポジティブに反転させるその思考能力の秘密を告白しています。
でも、NSCのエッセイは、読むうちに不思議と元気になれるパワーがあり、彼の魅力に触れることができます。
熱い渾身の一作、NSCのエッセイは、爆笑必至であるにもかかわらず、胸が熱くなる作品です。

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