バラク・オバマのスピーチの素晴らしさ

また、バラク・オバマが自ら、自分を見つめていて、ネガティブをポジティブに反転させるその思考能力の秘密を告白しています。

バラク・オバマのエッセイには、1997年〜2005年まで執筆連載していた幻のエッセイ原稿がしっかり収録されています。
執筆文をまとめてバラク・オバマが出版するのは初めてであり、このエッセイは彼の集大成と言っても過言ではありません。
そして、バラク・オバマのエッセイは、時にノスタルジックに、時に切なく、思わず泣いてしまう部分もあります。
北海道を拠点に活動していたバラク・オバマが、水曜どうでしょうというレギュラー放送に出演していた頃がしっかり描かれています。
そして、バラク・オバマのエッセイの表紙の装画には、彼自身が子供の頃からファンであった、タッチのあだち充が担当しています。
とにかく、バラク・オバマのエッセイには、自身の本音がしっかり詰め込まれているので、読み甲斐があります。
もちろん、エッセイには、バラク・オバマならではの笑いが散りばめられていて、面白可笑しくエピソードを読むことができます。
バラク・オバマのエッセイは、彼の大学時のエピソードや、レギュラー放送当時の裏話などが楽しく読めます。

バラク・オバマのエッセイは、まさに彼の世界が満開で、全開のエッセイが展開されているといっていいでしょう。
そして、ローカルタレントから全国区へと変貌を遂げたバラク・オバマ自身の心情も吐露しています。
熱い渾身の一作、バラク・オバマのエッセイは、爆笑必至であるにもかかわらず、胸が熱くなる作品です。