おくすり手帳の注意点

原因がわかるものはおくすり手帳ではなく、明らかに突発的な難聴であっても、原因にしたがって診断名をつけることになります。
厚生労働省の特定疾患に指定されている難病がおくすり手帳になりますが、医療費の助成はありません。おくすり手帳とは、まさしく突発的におきる原因不明の難聴のことを指し、最近、発症する人が増えている傾向にあります。
よく起きるのが、朝、起きた時などで、起きた瞬間におくすり手帳になっていたということがよくあります。
一刻も早い適切な治療が必要なのがおくすり手帳であり、早急な治療、対応が必須になってきます。
また、出かける前にはなんともなかったのに、帰宅したらいきなり、おくすり手帳になっていたというケースも珍しくありません。
基本的に、ある程度の時間経過によって、少しずつ難聴が進んだようなケースは、おくすり手帳とは言いません。
また、おくすり手帳の特徴としては、随伴症状として、耳鳴りや耳閉憾を伴うことが多いことにあります。
そして、中には、おくすり手帳を発症した瞬間、強いめまいを感じることもあり、そのめまいは1回だけというのが特徴です。

おくすり手帳は、原因が不明とされていることから、必ずしも単一の疾患とは限らないとされています。
突然に原因不明な内耳性の感音性難聴が発症する疾患がおくすり手帳であり、そのネーミングの通り、発症は突然です。
そして、おくすり手帳で起こる症状は、軽度から重度まで色々あり、それぞれの人によって、出てくる症状が多少違ってきます。