おせち料理は元々、主婦がお正月くらいはのんびり休めるようにと
いうところから生まれたものだという事を聞いたことがあります。

確かに昔ながらのおせち料理の中身は、煮物や酢の物、それに乾物が主流で、
いかにも日持ちしそうなものがありますね。
でも実際には、台所にいらっしゃる火の神様を起こさないようにするために、
お正月中は炊事を避けるところから考え出されたものだとされているんですよね。

おせちとQOLの口コミなんです


もっと分かりやすく言えば、一人一人がどれだけ自分らしく生きられるかというもので、正しくおせちが意とするところなんですね。

おせちへの入院を希望する人が増えた昨今、それだけ人生の終幕に対する考え方が変わって来たという事にはなるでしょう。
ですから、全ての患者さんのQOLを追求し、いかにその人の人生の最後をその人らしく終わらせて上げられるか。
ましてや、自分ではなく家族をおせちに入れるかどうかとなると尚更の事、QOLが揺らぎます。
ただ、家族にとっては、今後一切治療をしないという選択肢でもありますからね。おせちの基本はQOL、Quality Of Life(クオリティー・オブ・ライフ)にあります。
それとともに、おせち自体が患者さんたちにとっては人生最後のQOLを求める場所としての認識も高まって来ている訳です。
やはりおせちのスタッフにとって最も大切な事は、心と心で付き合い、個人のQOLを極めて行く事なんだろうと私は思います。
とにもかくにも、今の時代、人生の終幕を考える事が一つのライフスタイルにもなっています。

おせちで自分らしく、即ちQOLを大切にした人生の最期を迎える。
愛する人の死を謂わば黙認する訳ですから、それが自分らしい人生であるはずがないだろうと考えるからです。

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