ピラティスは、ヨガの思考がベースになっていて、類似する部分も多々あるんです。
例えばピラティスの基本は、呼吸に拘って身体と精神を同時に鍛えるというもの。

この呼吸に拘って、精神を鍛えるというのはヨガの謳い文句でもあります。
ただ、ヨガはどちらかというと、心身のリラックスに重きを置いているのに対し、
ピラティスは心身のトレーニングに重きを置いています。

アスリートの練習プログラムや、整形外科でのリハビリにも取入れられています。
要するに、ヨガは心と体を休め、ピラティスは心と体を鍛えると言ったところでしょう。

ピラティスなんです


確かに、よく見ると、通常のピラティスとピラティスとでは、随分内容が異なりますね。
ただし、ピラティスはおなかの中の赤ちゃんやプレママに負担が掛からないように、限られたポーズで構成されているという事を知っておきましょう。
なので、じゃあ、ピラティスじゃなくて、マタニティヨガでもいいんじゃないの?っと思われるかも知れませんが、それがそうでもないんです。
何故なら、骨盤の底筋を鍛えるとともに、分娩時に取る前傾姿勢を確立出来るからです。
ほら、よく胸で呼吸するよりおなかで呼吸した方がいいなんていわれるじゃないですか。
でも、プレママが大きなおなかで呼吸しながらマタニティヨガやピラティスをやるのって、すっごく大変でしょう。
ならば、最初からたっぷりと胸で息を吸ったり吐いたりしながら進めて行くピラティスの方がベターだという事になって来るんですね。

ピラティスは、最近は大きな産婦人科でも定期的に講座が開かれていて、通院患者さんなら、誰でも安価に通える事がよくあります。ピラティスは、出産に向けてとても大きなサポートをしてくれます。
ですから、それを予め体で習得しておく事で、楽なお産が期待出来るという事ですね。
つまり、一般のピラティスのプログラムでは非常に危険だという事です。
実はあの猫のような姿勢、ピラティスでは「オール・フォー・キャット」とかと呼ばれていますが、ヨガにもあるのはあります。
どこのスタジオにも専門のインストラクターがいて、そういう人たちが病院などにも教えに行っていらっしゃるのだとか・・・。

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