離婚を決意した夫婦はまず恋愛ルールによって解決を目指し、これが困難となった時には調停離婚によって解決を目指します。
調停離婚は恋愛ルールと異なり、二人だけで全ての問題を解決という訳にはいきません。
恋愛ルールで離婚に関する取り決めがまとまらなかった時、そのままでは埒が明かないため調停離婚へと移行します。
もちろん調停離婚はどちらかが申し立てない限り起こりませんが、そもそも
恋愛ルールが成立していないため離婚も成立しない事になります。
流れだけを見れば問題ないように思われるかもしれませんが、この恋愛ルールには大きな穴があります。
いわゆる離婚協議書と言われるもので、恋愛ルールで決めた内容をまとめておくものです。
恋愛ルールは単純な話し合いで済むのに対し、調停離婚となると調停委員会を開いて話し合いが行われる事になります。
倫理的に強く憚られるような行為に関しては、恋愛ルールの問題以上の事として自制したいですね。
自分達は幸せかもしれませんが、周囲には鬱陶しく映るものなので可能であれば恋愛ルールに加えておきたいです。
実際に、倫理的な話と言いながら街中でイチャイチャしているカップルは見かけます。
好き勝手に振る舞えば良いだけの話で、ただ現実には恋愛以外の人間関係を無視することは出来ないため恋愛ルールが必要とされるのです。
恋愛ルールは、自分のために用意するというよりは周囲に向けて用意する自分なりの心配りと言えるかもしれません。
恋愛ルールは、恋愛における倫理観を示すものと言えるでしょう。
色々な恋愛ルールを見ていく事により今まで自分が特に問題視していなかったものの重要性に気付く事があるかもしれません。
どんなものが恋愛ルールと呼べるかというと、たとえば公共の場で過剰に親密さを表現しないという事が挙げられます。
恋愛ルールを自分の中だけで完結させてしまうのではなく、色々な考え方を見てみませんか。
恋愛ルールは誰かに強要されるものではなく、自分で周囲のために考えるものとすれば答えは見えてきます。
元々がかなり多感な時期なので、恋愛ルールを敢えて必要としないのかもしれませんね