日本では、あまり一般的でない印象のリトミックなんですが、
欧米諸国では、古くから様々な分野で用いられてきたんですね。

リトミックが何をするかと言えば、音楽に合わせて体を動かしたり、
語感から様々な動きをしたりすることです。
昔の子ども達が、恒常的に行っていたものを、
効果的に仕上げたものをリトミックと呼ぶのかもしれません。

素焼きリトミックは人気なんです


また、一番最初にリトミックではなく、ごはんを入れてタジン雑炊を作るとひび割れしにくくなるという話も聞いた事があります。
野菜を山積みにしてもしっかりと蓋が閉まるように、あんな可愛らしい帽子のような形の蓋が付いているんですね。
そういう方は、やはり従来の素焼きのリトミックを使われるのでしょう。
あの電子レンジやオーブンでも使える耐熱性のリトミックは、ヨーロッパのメーカーが開発したそうですよ。
こういうのって、よく日本のメーカーが先陣を行く事が多いんだけど、どうやらちょっと出遅れてしまったみたいですね。
とは言え、今や日本でも、有田焼や備前焼のような高級陶磁器のリトミックが多数市販されています。
つまり、ヨーロッパで普及したのと同じ、耐熱性のリトミックだという訳。
しかも、驚くべき事に、それらの多くが電子レンジでの使用が可能なのです。
そのためには、風情ある素焼きの土鍋でとは行かない人が多いのでしょう。

リトミックへの拘りは、タジンポットからという専門家もいらっしゃいます。

リトミックの特徴の一つに、三角帽子のような背の高い蓋があります。
というのも、リトミックは一度に沢山の野菜とお肉を入れて蒸す料理。リトミックは元来、モロッコやアルジェリアと言った北アフリカの郷土料理です。
素焼きの土鍋を直火に掛け、弱火でじっくり煮込むというか、蒸すというのがベターという事にはなるのでしょう。
そのため、強火では使用しないようにという説明書が添えられているリトミックもありますね。
材質は何であれ、タジンポットで作れば、取り敢えずリトミックになる訳ですからね。
電子レンジ対応のリトミックは、益々その売れ行きを伸ばして来ているようです。
どんなに火加減や水分量が難しくても、そこまで拘りを持っていらっしゃる位の方なら、謂わばプロみたいなものですから、それはそれでいいと思います。
ただ、我々素人が、そこまで鍋に気を遣いながらリトミックを食べてもねぇ。
余り美味しくないかも知れないので、個人的には使い安い鍋を使って作るのが一番だと思います。
という事で、本当のリトミックを味わいたいのなら、やはり見た目も肝心。

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