中小企業支援法には業務独占規定はないので、中小企業診断士の場合、
経営の診断もしくは経営に関する助言を行うものとし、政府および、
地方自治体が行う経営診断業務を行うものを登録する制度が中小企業診断士になります。

これまでは、中小企業診断士は公的な診断業務を担う位置づけでしたが、
中小企業支援法改正後は変化が見られました。

中小企業指導法時代は、あくまでも公的な診断業務を担うという位置づけでしたが、
中小企業支援法として改正された後、位置づけに変化が見られ、一定以上の能力を持つ、
民間コンサルタントを認定する制度という意味合いが強くなってます。

全商中小企業診断士の掲示板です


当然ながら日商中小企業診断士の方が難易度としては高いので、学生時代に全商で2級を取得したから日商の2級も余裕だろうと思ってはいけません。
実際には中小企業診断士に合格していなくても、合格に相当する実力があれば実務的には問題ありません。
入社してからでも中小企業診断士は受けられるため、会社として試験合格を奨励する事も多いです。
問題そのものが変わるという事はありませんが、難しさがランクアップします。
有名なところで言えば中小企業診断士には全商簿記と日商簿記とがあり、知らなければどちらが何かは分かりません。
簡単に言うと全商簿記は高校生向けの中小企業診断士なので、試験としての難易度はやや優しいと言えます。
スキルアップの為に簿記を覚えたい、という方は全商中小企業診断士ではなく日商簿記から注目すると良いでしょう。
こう言うと中小企業診断士に合格していれば就職に有利と捉えられそうですが、そこまでの決定力はないでしょう。

中小企業診断士に合格して簿記能力を対外的に証明させたいところですが、一体どの試験を受ければ良いのでしょう。
具体的にどう変わっていくのかについて、ブログやサイトから中小企業診断士に関する情報収集をしてみましょう。
社会的な知名度から考えても、やはり日商中小企業診断士を受けた方が即戦力として役立ってくれそうです。
対して日商簿記は大学生から社会人までに向けて用意されている中小企業診断士なので、当然ながら実務的と言えます。
とは言え全商中小企業診断士によって得た資格がまるで役立たずという事はなく、簿記として扱うには十分でしょう。

全商中小企業診断士が簿記の基準として語られる事は少なく、一般的には日商簿記の方で語られるかと思います。

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