右脳を使って動体視力を高めよう！

動体視力トレーニングというのは、その名の通りと言いますか、その字のごとくと言いますか、動体視力を鍛えるものです。
関連のブログやサイトには、誰でも簡単に出来る動体視力トレーニングの方法や情報が満載ですよ。
視力検査というと、よくアルファベットのCのような丸い輪っかを見て、どっちの部分が欠けているかを指で示すもの。
動体視力トレーニングとは全く結び付かないあのスタイルを真っ先に思い出されるのではないでしょうか。
確かにあれは静止視力を調べるための静止視力検査で、動体視力トレーニングとは完全に異なります。
そう、静止視力と動体視力はまるで無関係のように見えて、実際には結構深い関係にあったりなんかもするのです。
という事で、今日はそんな動体視力の世界と動体視力トレーニングをちょっと覗いてみましょう。

動体視力トレーニングは、最初にも話した通り、動いているものを捉える動体視力を鍛えるものです。
勿論、普通にぼんやり止まっている目の前のものを見ているだけでは、なんの意味もありませんよ。
例えその目の前の物体が激しく動いていても、一向に動体視力トレーニングには繋がりません。
こうしたいかにも動体視力を鍛えているぞ〜！っていう感じのチャレンジは、動体視力トレーニングの基本中の基本と言えます。
また、走っている電車の窓から、すれ違う対向列車の窓の数を数えてみるなんていうのも面白いでしょう。
けれど、その動体視力トレーニングが、静止視力を使っている間に出来るというのは一体全体どういう事なのか、不思議に思われるかも知れませんね。
あの速読こそが、専門家も認める優秀な動体視力トレーニングの一つなんですねぇ。
向こうが動いてくれないのなら、こちらが目を動かす事で初めて動体視力トレーニングになるんですけどね。
そう、文字を自分の視点の移動によってどんどん流しながら読む速読。
私たち人間は、その情報の大半を目から仕入れ、脳で整理して使っていると言われています。
つまり、静止視力を守る事と同時に、動体視力トレーニングも非常に重要なのです。
自分はスポーツ選手じゃないから、動体視力なんて大した事なくてもいいなんて思わず、暇を見付けて少しでも鍛えるように心がけてみましょう。
しかも、静止視力を使っているように見えて、実は実は動体視力トレーニングをしているという事もあるので、本当に面白いなぁっと思いますね。